色の形容詞 (adjectifs de couleur) の性数一致…についての細か〜い規則

Grammaire française 今日のパリ塾ワンポイント・レッスン
2019-1-21のレッスンから

今回は規則が細かすぎて頭を抱えたくなるような色の形容詞の性数一致について少し語ってみようと思います。
フランス人は勘で分かるのかもしれませんが、外国人にとってはなかなか面倒な決まりが色々あります。
しかし、一度きちんと覚えてしまえばこっちのもの!フランス人でも間違えることがあるので、「あれ?これ違うんじゃない?」と反対に指摘してあげましょう〜

基本ルール:他の形容詞同様、色の形容詞も修飾する名詞の性数によって変化します

例:

・un chapeau vert (m.sing.) 緑色の帽子
・des chapeaux verts (m.pl.) 緑色の帽子たち
・une robe verte (f.sing.) 緑色のワンピース
・des robes vertes (f.pl.) 緑色のワンピースたち

*f.= féminin (女性形), m.=masculin (男性形), sing.=singulier (単数形), pl.=pluriel (複数形)。日本語として少々変でも、この記事では分かりやすさを重視し、名詞の複数形の日本語訳には「たち」を付けました。

さて、問題はここからです。例外に続く例外が…

例外① 色の形容詞が名詞からきている場合 → 不変 (修飾している語と性数一致しない)

例:

・un chapeau marron 茶色の帽子
・des chapeaux marron 茶色の帽子たち
・une robe marron 茶色のワンピース
・des robes marron 茶色のワンピースたち

*他にも:orange (オレンジ色の), café (コーヒー色の), olive (オリーブ色の), abricot (アプリコット色の), argent (銀色の), citron (レモン色の), chocolat (チョコレート色の), brique (煉瓦色の), crème (クリーム色の), cerise (サクランボ色の)………など多数あり。

*例外①の例外:rose (バラ色の、ピンクの), mauve (モーヴ色の、薄紫色の), fauve (黄褐色の)…も元は名詞からきている形容詞ですが修飾している語と性数一致します。

例:des stylos roses (ピンク色のペンたち)

*例外①の「半」例外:châtain (栗色の)→ 名詞からきている形容詞。数は修飾している語と一致しまが、性は普通一致させません。

例:
・des cheveux châtains (栗色の髪)
・une jupe châtain (châtaineと書かれることはほぼない)

例外② 色の形容詞が外来語 (外国語からきた語) の場合 → 不変 (性数一致しない)

例:auburn (赤茶色、髪の色に使用), fuchsia (フクシア-濃いピンク-色の), kaki (カーキ色の)

・des cheveux auburn 赤茶色の髪の毛
・des sacs fuchsia フクシア色のカバンたち
・des chemises kaki カーキ色のシャツたち

例外③ 2語以上で形成されている色の形容詞の場合 → 不変 (性数一致しない)

例:

・des voitures bleu clair 水色の車たち
・une fleur rouge sang 血のような赤色の花
・des cahiers bleu-vert 青緑色のノートたち
・une robe jaune et vert 黄色と緑のワンピース

*例外③の注意点:2つ以上の色の形容詞が “et” で繋がっている場合、それらの形容詞が全て1つの名詞にかかる場合は不変ですが、修飾している語がいくつもある場合には性数一致します。→ 分かりにくいですね〜!何度も読み返すより、下の例をご参照くださいね。

例:

・des écharpes rouge et noir (赤と黒のマフラーたち=それぞれのマフラーが赤と黒のツートーン)
・des écharpes rouges et noires (赤いマフラーと黒いマフラーたち=赤いマフラーや黒いマフラーがある)


MN

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