フランス語のことわざ・慣用句

喉の乾いていないロバに…

On ne fait pas boire un âne qui n’a pas soif.

 

<原文の意味は?>

喉の渇いていないロバに水は飲ませられない。
(やりたくない人に何かを無理にやらせようとしてもうまくいかない、無駄)

注:On ne saurait faire boire… / On ne ferait pas boire…等、始まり方の少し異なるバージョンもあり。

 

<どんな風に使うの?>

– J’ai arrêté de dire tout le temps à mon fils de faire ses devoirs avant d’aller jouer.
(もう息子に遊びに行く前に宿題をしろしろ言うのやめたわ)
Ça ne servait à rien…
(何の役にも立ってなかったし…)
C’est vrai qu’on ne fait pas boire un âne qui n’a pas soif !
(喉の渇いていないロバに水は飲まそうとしても無駄よね)

 

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Mamiko

 

フランス語のことわざ・慣用句

覆水盆に…

Ce qui est fait est fait.

覆水盆に返らず。

<原文の意味は?>

もうやってしまった事はやってしまった事。(元には戻らない)

 

<どんな風に使うの?>

日本語の「覆水盆に返らず」とほぼ同じように使用します。


“Ce qui est fait est fait, et le passé est le passé.”

(やってしまった事はやってしまった事、過去は過去)

Citation de Dostoïevski, L’idiot 
(ドストエフスキー、「白痴」から)

 

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Mamiko

 

 

初級1クラス · 今日のパリ塾ワンポイント・レッスン

正しく綴ろう!

2018-05-31のレッスンから

今回は宿題を添削している時につくづく思うことを一つ。

当たり前のことなのですが、最初にうちからしっかりと意識して覚えていかないと、のちに大変苦労することも…!

 

作文にしろ、ディクテにしろ、フランス語を書く際には、orthographe (綴り) にとにかく気を付けましょう〜

 

例えば、大したものでもないように見えるかもしれない accent (アクセント記号)。

la と là  (定冠詞 / そこ、あそこ)
ou と où (または、あるいは / どこに、どこへ)
tache と tâche (シミ、汚れ / 任務、タスク)

など、accent を付ける付けないでまーったく意味が違う言葉があることで分かるように、フランス語の書きの accent は、日本語の漢字の一部と同じくらい大事です!( 午 と 牛 、王 と 玉 … のように)。

pose と pause (設置、ポーズ / 休憩、息抜き)
mot と maux (言葉 / 痛み、悪)
cour と cours と court  (中庭 / 授業 / 走る)

のように、発音は同じでも綴りが違うため、意味も全然違う言葉もいくつもあります。
これまた漢字を使う日本人にはわかりやすいことですよね (木と気、台と題…のようにですね)。

Orthographe (綴り) はとても大切です。気を付けて下さいませ〜。

 

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MN

フランス語のことわざ・慣用句

とらぬ狸の…

Il ne faut pas vendre la peau de l’ours avant de l’avoir tué.

とらぬ狸の皮算用。

<原文の意味は?>

まだ殺していないクマの皮を売ってはいけない。
(まだ確実でない成功や手に入っていない物の自慢)

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<どんな風に使うの?>

日本語の「とらぬ狸の皮算用」とほぼ同じように使用します。


– C’est bon, on mène 4 à 1 et il ne reste que 5 minutes ! Le match est dans la poche !
(よーしいいぞー、4対1でもうあと残り5分だけ!勝ったも同然だな!)
– Ne vends pas la peau de l’ours avant de l’avoir tué, on ne sait jamais…!
(まだ殺していないクマの皮を売っちゃダメだよ。万一って事もあるよ…!)

 

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Mamiko

 

 

フランス語のことわざ・慣用句

鉄は…

Il faut battre le fer tant qu’il est chaud.

鉄は熱いうちに打て。

<原文の意味は?>

鉄は熱いうちに打て。(冷えてからでは遅い、チャンスを逃すな)

注:tant がpendant になったり、chaud の前に encore が入ったり、様々なバージョンがあり。

 

<どんな風に使うの?>


– J’ai eu Marie au téléphone hier soir.
Elle va peut-être venir me voir le week-end prochain !
(昨夜マリーと電話で話したよ。もしかしたら来週末会いに来れるかもだって!)
– C’est super ! Rappelle-la demain matin : il faut battre le fer tant qu’il est chaud !
(やったね!明日の朝またすぐ電話しなよ。「鉄は熱いうちに打て」だよ!)

 

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Mamiko

 

 

フランス語のことわざ・慣用句

二兎を追う者は…

Il ne faut pas courir deux lièvres à la fois.

二兎を追う者は一兎をも得ず。

 

<原文の意味は?>

二匹のウサギの後を同時に追いかけてはいけない。(でないと両方逃すぞ)

注:似た意味の違う動詞を使ったり、二匹を三匹、十匹、多数などに変えても可。

 

<どんな風に使うの?>

日本語の「二兎を追う者は一兎をも得ず」とほぼ同じように使用します。


Nous ne supportons plus cette politique incohérente poursuivant plusieurs lièvres à la fois.
(何匹ものウサギを同時に追うようなスジの通っていない政策にはもうウンザリだ)

 

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Mamiko

 

 

 

フランス語のことわざ・慣用句

吠える犬ほど…

Chien qui aboie ne mord pas.

 

<原文の意味は?>

吠える犬ほど噛まない。(一番騒ぐ人が一番恐ろしいわけではない)

 

<どんな風に使うの?>


– Comment ? Il t’a menacé ?
Oh, ne t’inquiète pas, tu sais, un chien qui aboie ne mord pas !
(え?おどされたの?
まあ、でも心配することないよ、吠える犬ほど噛まないって言うしね)

 

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Mamiko