フランス語に限らず、外国語の意味がわからないと、「éphémère 日本語」などと検索するのはもう当たり前になっていますが、これに加えて発音の練習に使える機能を発見しました。おそい?
カゲロウの命は短いから “éphémère”?
例えば、単語”éphémère”を検索します。(意味も知りたかったら、「éphémère 日本語」で検索です。)
オススメはフランス語の単語だけを検索します。(意味の説明もフランス語なので勉強になりますー苦しいですが、、、)でないときは、フランス語の単語 の後に、défもしくはdéfinition と入れます。そうすると下記の結果が出てきます。写真付きで右側に出ているように名詞なら「蜉蝣(カゲロウ)」の事です。
これが形容詞になると、カゲロウの寿命が短いことから、「1日しか生きない」「儚い」の意があります。そこから、「短期の、すぐに終わる」になり、よく「期間限定」の催しなどにも使われます。
「3密」回避でパリ中に”terrasses éphémères”が登場
新型コロナの「3密」対策の一環で屋内に人が集まるのを避けるため、パリの街には「仮設テラス」があちこちに見られます。本当はパリ市が許可していなかった駐車スペースも許可しているため、「ブリコラージュ」したようなテラスがたくさんありますね。
これらの「夏限定?のテラス」(いつまでやるかはパリ市次第ですが)は“terrasses éphémères”(正式名称ではありません)と呼ばれています。

次に音声ボタンを押してみます。
そうすると、「エフェメール」と発音されます。ここまでは以前にもやりましたが、

最近、この音声ボタンを押した後に、”Apprenez à prononcer“というボタンが出るようになりました。(というか、前からあっても私は気づいていませんでした)

《ゆっくり》発音ボタン活用
Apprenez à pronocer ボタンを押すと、下記のように発音の仕方が出てきます。(辞書にある発音記号とは別です)これを見ながら何度でも音声ボタンを押して発音を聞くことができますが、この機能のいいところは、この下にあるRalentir(減速)ボタンです。

このボタンを押すと、ゆっくり「エ フェ メール」と発音してくれます。また、図ではわかりませんが、発音している音の部分が青くハイライトされます。

ということで、一人で発音練習する際や「パリ塾の授業中に教わった発音が思い出せない!」などの時にさっと検索して確認できるので便利です。
時間のある夏休み中に少しは勉強しようと思っている私ですが、フランス語の勉強が夏だけの「éphémère」にならないように頑張りまーす。
Pariko