フランス製の《固形シャンプー》”shampooing solide”使って見ました

フランス製固形シャンプー 役立つフランス語

昨今プラスチック製品のリサイクルが世界中で問題になっていますが、リサイクルの前に、プラスチックゴミを少しでも減らす努力も必要だなーと思う今日この頃。「脱?いや減プラスチック瓶」を目指して、固形シャンプーを試してみました。

リサイクルの前に、プラスチック製品の購入を減らしたい

リサイクルは各自治体に委任されている為、どのプラスチックがリサイクルするかは住んでいる街により様々です。

その中でもパリ市のゴミの分別はかなり劣等生だと思いますが、優等生の街でも、蓋を開ければ「リサイクルが難しい、手間=つまりペットボトル以外」の「リサイクルゴミ」中国をはじめアジアの国々に送りつけているだけだった、、、という情けない状況のようです。(ヨーロッパも来年から「プラスチックゴミ税」が導入されるので、フランスももっと努力が必要になりますが、、、。

という事で、どう考えてもリサイクルしなさそうな日用品の一つ、シャンプーをプラスチックの瓶入りの液体から石鹸のような固形シャンプーに移行しようと思い立ちました。

shampooingとshampoingどちらが正しい?

フランス語で「固形シャンプー」は=”shampooing solide”と呼ばれています。

solideという形容詞は「頑丈、丈夫な」という意味でよく使われますね。ここでは「固形」という意味です。

フランス語でシャンプーのことを「シャンポワン」といいますが、”shampooing”と”shampoing”の2つの綴りを見かけます。英語の”shampoo”が語源の外来語、実はどちらも間違いではありませんが、厳密にいうと”shampooing”と”o”が2つある綴りが正しいようです。

私は、長い間前者の方は「シャンプーイング」と発音するのかと思っていましたが(汗)、どちらも「シャンポワン」だそうです。

※フランスの権威ある辞書、百科事典の(Larousse)のオンライン版で発音が確認できます。

ビオ専門店で購入

固形シャンプーは、大抵のビオ専門店で販売されています。以前は1種類か2種類しか見かけませんでしたが、最近はいろんなメーカーがいろんな種類のものを作っています。

今回購入したのは下記の固形シャンプー。”Biocoop“というフランス中にあるビオショップで買いました。

cheveux secs =乾燥した髪用と書いてありますが、cheveux gras =オイリー系の髪用もあります。

固形シャンプーで洗った結果…?

洗ってみてー実はとっても驚いたのですがー泡立ちがとても良く、仕上がりもフワッとしています。

フランス製固形シャンプー

シャンプーの後、自分の美容師さんオススメのコンディショナーを使ったので、この固形シャンプーの功績だけではないのですが、とにかく翌日の今日、髪にツヤが出た気がします。

よって、大満足です。

見た目が石鹸と同じなので、どうしても「石鹸で洗った後はパサパサになる」という先入観があったのですが、やはり「シャンプー」だけのことはありました。当たり前ですが、、、。

値段も手頃、パッケージもエコロ 脱プラスチック目指します!

パッケージは石鹸と同じように紙の箱で、中にプラスチックの袋なども入っていません

パッケージの説明によると(下記)1個で200ミリリットル入りのシャンプー2本分らしいです。

固形シャンプーでエコロジー フランス

私はショートヘアーなので、ロングの方のシャンプーの消費量はわかりませんが、石鹸大で1個約5〜6ユーロ(約700円)、そんなに高くないかなと思います。

ただし、石鹸の置き場と分けないと、間違えて手や顔を洗ってしまいそうです。

私はこれでプラスチック瓶入りのリキッドシャンプーから脱皮します。

ぜひお試しください。

Pariko

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