シャドーイングはフランス語のスピーキング力とリスニング力のアップ、そして発音の強化に特に効果のある素晴らしいトレーニング法です。
フランス語の「耳」「口」「脳」を作っていくのに役立ちます。
でも果たして皆さん、シャドーイングの正しい効果的なやり方を理解実践していらっしゃいますでしょうか?
シャドーイングは、音声を聞きながら、ワンテンポ遅れながら同じことを真似して言う練習です。
考え込まず、間違えても気にせず、とにかく音を耳から口に通過させるような気持ちで行います。
フランス語がまだ初級〜中級くらいのレベルの方には、私は、スクリプトを見て、意味、文法、語彙などをしっかり把握し、音と意味のつながりを理解してからのシャドーイングを特にお勧めしています。
取り組む順序、シャドーイングまでの流れ
① まずはスクリプトを読み、理解し、意味を捉える。語彙、文法を意識する。
② 音のつらなり(リエゾン、アンシェヌマン)、読み方(読まれない語尾のeや子音、強く読まれている箇所や、読んでいる人の読み方の特徴など)、韻律=プロゾディー(リズム、イントネーション、アクセント)をチェック。
③ オーバーラッピング (スクリプトを見ながら同じ速さで読む)
④ シャドーイング
シャドーイングに挑戦:音声とスクリプト
まずは何度か音声を聞いてみます。
*教材:Communication progressive débutant cd 41
スクリプト(transcription)
スクリプト(transcription):語彙、文法、意味チェック
スクリプト(transcription):プロゾディー、読み、音の連なり
最初は速く感じた音声が、最後にはそうでもなく聞こえたのではと思います。
シャドーイングは繰り返しも大事です。
何度もやり、フランス語習得にバッチリ役立てましょう〜