どこが違う?フランスで販売されているマスク

フランスのマスク規格 パリ暮らし

外出禁止の段階的解除が5月11日に始まり、行動範囲が自宅から1キロ以内から100キロ以内になりましたが、街に人が増え、感染リスクを警戒する日々が続いています。

地下鉄や列車、バスなど公共交通機関の利用にマスクが義務になり、外出も義務ではないものの、マスク着用が好ましいと発表されています。また、美容院やエステサロンもマスク着用しないと利用できなくなっています。

以前は全く入手不可能だったマスクが、やっと手に入るようになってきましたが、不織布のものや手作りの普通の布でできたマスクなども含め、ありとあらゆるマスクが登場しています。

いうことで、フランスのマスクについて、国の規定を調べて見ました。

国がマスクを2つのカテゴリー分け

政府はマスクを2つのカテゴリーに分けています。

1)カテゴリー1:常に大衆との接触が必要とされる職業に従事している人向けー医療関係者、スーパーのレジ係、警察官など

  • 空気中の3ミクロン以上の有害物質を90%ブロックするマスク
  • 息を吸うときも吐く時もブロックする能力あり
  • FFP2(94%)、FFP3(99%) 使用時間 8時間  医療関係者向け
  • アヒルの嘴型(becs de canard)、殻の形(coque)やジャバラ形式のもの、2つ折り( 2 plis,)3つ折り( 3 plis)

注)FFP1は80%ブロック

2)カテゴリー2:大衆向けマスク(masques “grand publique”)、人との接触することがある職業に従事している人、一般向け 薬局やスーパーで買えるマスク

  • 空気中の5ミクロン以上の有害物質を70%ブロックするマスク=サージカルマスクなど 使用時間4時間
  • FFP1 空気中の3ミクロン以上の有害物質を80%ブロック

と、一応、上記の2つはフィルター能力がありますが、これ以外の布マスクなどのフィルター能力は疑問です。

この、《大衆向けマスク》の目的は、主に、会話中やクシャミなどのの飛沫を避けることですが、基準はかなりファジーで「カテゴリー1以外」と言うしかないです。

フィルターテストを受けた大衆向けマスクにラベル

入手困難だったことから、ありとあらゆる企業や一般大衆がマスクを生産していますが、「ないよりマシ」的な、全くフィルター能力がなさそうなのも多く出回っています。

よって、フランス政府はフランス国内の規格(NF)を管理する、AFNOR(Association française de normalisation)によるフィルターテストを提供しています。

ちなみに、このマスクを作って販売する認可を受けるためのテストには、1000ユーロ費用がかかります。

テストの結果、ウイルスなど有害物質をフィルターするかどうかを確認した証明を発行しています。認可を受けたマスクの販売には下記のラベルを使用することができます。

マスク不足をビジネスチャンスと、ちゃんとウイルスをフィルターしないマスクが高値で売られていたりしますので、偽マスクにはくれぐれもご注意ください。

Pariko

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