パリ市長選 現職イダルゴ市長大差で再選 パリ1〜4区統合

昨日28日(日)に行われたフランス統一地方選挙第2回戦投票で、パリ市長に社会党で現役のイダルゴ市長が再選しました。又、今回の選挙をもって、パリ1〜4区が統合されました。

イダルゴ40%以上得票、与党ビュザン氏大敗

3人の女性候補で戦われたパリ市長選挙第二回投票は、一回目を29%の首位で通過した社会党(PS: Parti Socialiste)イダルゴ市長が、エコロジスト、共産党の支持を得て、予想を上回る48%の得票で2期目の当選を果たしました。

2位の右派、共和党(LR: Les Républicanins)のラシダ・ダチ(Rachida Dati)は34%、与党の共和国前進党(LREM: La République En Marche)推薦で前保健相のアニエス・ビュザン(Agnès Buzyn)は僅か13%に留まっています。

首都パリでは社会党一党支配続行、動詞《régner》

ランスの有力紙、ル・パリジャン紙の今朝の報道から:

Le Parti socialiste (PS) conserve la capitale après 19 ans de règne.

Le Parisien

「社会党は19年間続いた支配の後、首都(の支配)を維持する」

régner=(王などが)君臨する、統治する、支配する

という意味なので、通常王政や帝政などに使われるわけですが、社会党の独占が続いていることから「専制君主制」に例えて使っています。

言い換えると、「社会党は19年経った今も首都に君臨する」「首都パリでは19年続いた社会党支配がこれからも続く」でしょうか?

政治に限らず、面白い使い方に”Le silence absolu régnait dans la salle” 「会場は水を打ったように静まり返っていた」

つまり会場を「静けさが支配していた」わけです。

過去19年間、パリ市長の座は社会党で占められています。イダルゴ市長の前は、社会党のベルトラン・ドラノエ(Bertrand Delanoë)氏が2001年から2014年の14年間、イダルゴ氏に交代するまで市長を勤めていました。

パリの西半分は右派、左半分は左派は変わらず 全区現職当選

パリ市長とともにパリ市内に20ある(再編で17に)の区長選も行われています。区長は全員現役が再選しています。

右派の候補者が当選したのは、パリの西側、6区、7区、8区、15区、16区、17区で、左派が勝ったのはパリサントルおよび東側の10区、11区、12区、13区、14区、18区、19区、20区となっています。

中道の与党推薦候補が当選したのは中央の9区、中道右派の5区のみとなりました。

ちなみに7区の区長は市長選に敗北したラシダ・ダチがすでに第一回投票で再選しています。

パリ1〜4区統合で《パリ=サントル》に

今回の選挙を持って、マレ地区や市庁舎のあるパリの中心地、1〜4区はパリ=サントル(Paris-Centre)に統合改名されました。統合はすでに決定事項で、今回の選挙でこの4つの区を代表する区長には、イダルゴ市長推薦で4区の現職区長のアリエル・ヴェイユ(Ariel Weil) が選ばれました。

Pariko

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