新型コロナ禍で自転車での移動を今まで以上に奨励しているパリ市内には、たくさんの「自転車専用レーン」”voie cyclable” があちこちに作られています。
春から夏にかけての好天気も続き、自転車と電動キックボードの利用が夥しく増えたと同時に事故も多発。
フランスの交通ルール、”le code de la route”では、自転車は車道を走ることになっていますが、「時には車道、逆行したい時には歩道」さらに車と違い「信号無視は当たり前」(歩行者も同じですが…)と都合のいいように走る自転車が増え、段々「無法地帯化」しているなーと思うこの頃。
そう思っていた所に、「自転車専用信号」が登場しました。
ヨーロッパでも随分前から「自転車王国?」のオランダではとっくの昔から存在する自転車用の信号ですが、ふと道を歩いていて、ついに発見!しました。
今まで特に危ないと思っていた、歩道と車道の間にある自転車道。信号が青に変わり歩道へいざ一歩前に足を出そうとすると、自転車が「ビューン」と来て「おっと危ない」と足を引っ込めた経験、パリ在住者なら皆あると思います。
ということで、もっぱら「メトロ&徒歩」の私は、「自転車用信号」が増える事を祈ってます。
Pariko