外出禁止のフランスで、マルシェの開催をめぐり知事が《梨を2つに切った》”coupé la poire en deux”?

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新型コロナウイルスの感染拡大抑止のためフランス政府はマルシェの開催は《基本的に禁止》とし、最終判断は地方自治体に任させると発表しました。

トゥールーズ(Toulouse)市長ジャン=リュック・ムダンク(Jean-Luc Moudenc)は、市内の全てのマルシェの続行を知事に主張しましたが、トゥールーズのあるオート・ガロンヌ県(Haute-Garonne)のエチエンヌ・ギオ(Etienne Guyot)知事は、市内の3つの屋内マルシェのみ続行を許可しました。

Le maire avait plaidé pour le maintien de l’intégralité des marchés, le préfet a coupé la poire en deux.

直訳すると、「市長は全マルシェの維持を主張していましたが、知事は梨を2つに切りました」

この“couper la poire en deux” 「梨を2つに切る」とは2つの意見が対立している場合に、どちらも100%認めず「それぞれの主張の一部を取り入れて妥協案をとった」という意味です。

今回の場合は、国は「マルシェを禁止」しているが、市は「全部維持」したい。そして知事は、「一部のマルシェのみ維持を許可した」ということです。

日本語では「間をとって」でしょうか?

よって、「市長は全マルシェの維持を主張していましたが、知事は(国の意向と市長の主張の)間をとって妥協案を採用しました」となります。

マルシェの話題に「梨」のたとえとは粋ですね?

引用記事はこちら

plaider =弁護する、主張する 刑事物のテレビシリーズなどの裁判シーンに出てくる”plaider non coupable”は、被告が裁判で「無実を主張」という意味ですね。

l’intégralité=全部 よく見かける表現に、”voir l’intégralité de l’article” 「記事の全文を見る」などあります。

Pariko

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